清里聖ヨハネ保育園
一人ひとりの子どもたちを祝福する保育

1955年(昭和30年)頃、清里地区の未就学の子どもたちが清里聖アンデレ教会横の農村図書館の一女子職員に遊んでもらったり、童話を聞かせてもらったり、一緒に歌ったりしているうちに、 いつのまにか30人~40人と増えてきて、連日にぎやかな明るい声がこだまするようになりました。そして、保護者からの強い希望に応えて、米国での募金活動が開始され、 ついに1957年(昭和32年)待望の初代園舎が完成し、翌1958年には定員45名の認可を得て正式に保育事業がスタートしました。 この募金活動に応じて高額寄付金を託された米国ミシガン州デトロイト市の聖ヨハネ教会の支援を憶えて、清里聖ヨハネ保育園と名付けられ、今日に至っています。
清里聖ヨハネ保育園では、キリスト教の精神を基として、いつでも神様の存在を近くに感じ、すべての命を尊び多様性を認め、他者と共に平和な社会を築いてゆく人になることを願い、 「一人ひとりの子どもたちを祝福する保育」を保育目標に保育を進めています。現在は、豊かな自然環境を積極的に取り入れた保育に力を入れており、 2015年の春には3代目となる新園舎が完成しました。
2022年4月1日より認定こども園に移行しました。
保育園の紹介

清里聖ヨハネ保育園は、北杜市内では最北に位置する私立認定こども園で、八ケ岳南麓標高1,300mの森と牧草地と渓谷などの豊かな自然環境に恵まれています。
また、公益財団法人キープ協会の各部署やプロジェクトと連携し、また保護者の皆様や、地域の皆様とつながりながら、子どもも大人も育ちあえる場づくりに取り組んでいます。
(清里聖ヨハネ保育園は清泉寮を運営する公益財団法人キープ協会の公益事業として運営しています)
概要
基本情報
- 住所
- 〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545
- 電話番号
- TEL:0551-48-2558
FAX:0551-48-2557 - 定員
- 75名
園児数
73名(2023年4月1日 現在)
- のぞみ組(0歳児) 5名
- のぞみ組(1歳児) 10名
- のぞみ組(2歳児) 10名
- あい組(3歳児) 14名
- めぐみ組(4歳児) 18名
- よろこび組(5歳児) 16名
スタッフ
- 園長
- 三澤 裕美
- 司祭
- サムエル 小林 祐二
- 保育士
- 17名
- 保育補助
- 1名
- 栄養士
- 1名
- 調理員
- 3名
- 事務員
- 3名
施設紹介






保育時間
保育標準時間 | 7:30~18:30(11時間) |
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保育短時間 | 8:30~16:30(8時間) |
教育標準時間 | 9:00~16:00(7時間) |
休園日 | 日曜・祝日・年末年始(12月29日~1月3日) |
※月曜日から金曜日は、上記保育時間の範囲内で、利用児童の保護者が必要とする時間に限り保育を提供します。
※土曜日は、保護者の就労等の状況により、必要と認める場合に必要な時間に限り保育を提供します。
一日の流れ
3・4・5歳児 | |
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時間 | 内容 |
7:30 | 開園・順次登園 |
9:30 | はじまりの会・お祈り |
9:45 | 森へ |
11:15 | 帰園 |
11:30 | お昼ごはん |
13:00 | 3歳児:お昼寝 4・5歳児:森へ |
14:30 | 起床・帰園 |
15:00頃 | おやつ |
15:40 | おわりの会・お祈り |
自由あそび・順次降園 | |
18:30 | 閉園 |
※季節や天候に応じて時間や内容を変更する場合があります。
食事について

家庭的な温もりや食育の面を考え、昼食・おやつともに手づくりの食事の提供を行っています。
体質等による食事制限のある子どもに対しても、ご相談にのり、一人ひとりに合った必要な食事を提供しています。
年間行事
4月
入園・進級式/イースター礼拝
5月
親子森さんぽ
6月
花の日礼拝(祖父母交流会)
7月
ヨハネっこまつり
8月
水遊び/お泊りキャンプ(年長児)
9月
カヤック体験(年長児)
10月
八ケ岳カンティフェア/収穫感謝礼拝/やまの日(年長児)/わくわくタイム
11月
保育参観
12月
クリスマス礼拝・祝会
1月
雪あそび
2月
大きくなりましたの日
3月
ありがとうのじかん/卒園礼拝・卒園式
園歌

聖歌344番
- そらのとりは ちいさくても おまもりなさる かみさま
- わたしたちは ちいさくても おめぐみなさる かみさま
- わるいことは ちいさくても おきらいなさる かみさま
- あいのわざは ちいさくても よろこびなさる かみさま
保育園の特色
礼拝

日々の保育の中でのお祈りを大切にしています。そして、毎週金曜日には清里聖アンデレ教会で合同礼拝を行っています。
また、毎年12月には聖堂において、クリスマス礼拝の中で子どもたちによるクリスマス・ページェント(御降誕劇)をお捧げしています。
生活

その日その時子どもたちと相談したりしながら、のんびりと気軽に森や野原へ出かけています。
春夏秋冬の季節を感じながら、晴れの日も、雨の日も違った表情を見せてくれる自然の中で、子どもたちが毎日楽しく過ごしています。
食育

子どもたちの身体の成長に欠かすことのできない食事は、大切な保育の一環として捉えています。
安全で栄養のバランスの摂れた温かい手作りの食事やおやつを提供しております。自然の恵みを感じ、また多くの人たちの働きによって食べられることに感謝しながら、食べることの大切さと喜びを伝えています。
森のじかん

清里高原の豊かな自然環境を活かした、遊びの時間です。一枚いちまいの葉っぱが全て尊いように、一人ひとりの存在が尊いことを、より感じられる自然の中で子どもたちと保育者が過ごす時間でもあります。
具体的な活動としては、木登り・探検・小川での水遊び・焚き火・野外でのおやつ作り・野の草花遊び・ドラム缶風呂等、多岐に渡ります。
年齢にもよりますが、月に数度、生態系や自然遊びに精通したスタッフと共に、森や野原へ出かけています。また、年長児や年中児は月に一度のお弁当日を利用して、より長時間の充実した活動も行っています。
平和のじかん

平和な社会の実現のために、自分たちとは異なる環境や社会に生きる人々との関係を育む第一歩として、世界の様々な国々や人々の文化や習慣に楽しく触れることで知ってゆく時間を設けています。
また、平和とは何かを子どもたちと一緒に考える時間を大切にしています。
入園のご案内
2024年度(令和6年度)入園のご案内
<2号・3号認定>
入園の申請方法などについては、北杜市のこども保育課までお問い合わせください。
<1号認定>
2024年度入園募集は終了しました。